2006-11-24 ■ 詩の百戦錬磨 一.いま ここ で 宙返りをする 天空を見上げ地を足踏むひゅうと空が耳のなかに通り込む 太古の昔の音楽が 耳骨をぬけて 肺をとおり血をかけ巡り 心臓に達する増幅された音は共振され 新たなリズムを刻む歩いた 一歩ずつ ゆっくりとまたあそこの場で 地を踏みしめ味わうために低音に響く心臓をたずさえて